結婚してからは、夫の家族が昔からお世話になっていた歯科医院に通うようになりました。
医院長先生は年配でしたが腕がよく、安心して治療してもらうことができました。
でも、次第に同じ歯医者である息子や娘が患者を診ることが多くなり、トラブルが増えるようになったんです。
一番ひどいのが夫の治療の時です。
夫は定期健診に行ったとき、昔治療した下の歯の詰め物が古くなったからと新しいものに交換するようにすすめられました。
新しい詰め物にするとどうも違和感があり、噛み合わせも良くなかったため、夫は何度も歯医者に通うことに。
でも、詰め物を削って歯の形を調節するはずが、なんと最後には上の健康な歯を削り始めたそう。
噛み合わせはなんとか治ったものの、詰め物の違和感はそのまま。
歯医者に相談しても「すぐ慣れる」と言われるだけで、何もしてもらえません。
詰め物が他の歯を圧迫しているせいで、夫は次第に頭痛に悩むようになりました。
やがて詰め物をした歯の根元はひどい炎症を起こし、結局歯を抜くことになったんです。
これには夫はずいぶんショックを受け、家族全員が歯科医院を変えることにしました。
信頼できる歯医者は、患者の話にきちんと耳を貸し、一方的な治療をしないというのが当然だと思います。
それに、いくらその歯科医院にいい歯医者がいるといっても、他の先生がそうでなければいずれ大変な目にあう可能性もあります。
この体験以来、新しい歯科医院を選ぶ時には最初からあまり信用しきらずに、本当に任せても大丈夫などうかを判断するように心がけるようになりました。
(30代 女性)
昔と比べてインフォームドコンセントの重要度は上がっていますし、患者の歯科医院選びのあり方も変わってきているようですね。
セカンドオピニオンを受けて判断しても良いかもしれません。
貴重なご意見ありがとうございました。
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